なぜ山田孝之は約3000万円でバストを測りまくるのか?

https://youpouch.com/2018/05/14/508687/

さて、謎のイベントで世を賑わしている山田孝之さん(34)。演じる役が広いということで巷ではカメレオン俳優なんて言われていますが、次のカメレオンは、バスト計測員。

まあ、誇らしいことではあると思うのですが、そもそもどうしてどうしてバストを図ることになったのか、というところに疑問を持った僕。

気になったので公式サイトで確認することにしました。

(※検索しても全然出てこなくて焦りました。公式サイトのページは画像でのコンテンツ制作がメインだったようなので、SEOが全く効いていません。だから検索しても出てこない)

ニュースの内容だけで勝手に、彼自身が“積極的に”胸を触りにいっていると思い込んでしまいましたが、実際のところはどうも違ったみたいです。まあ、そうですよね。山田さんはただの変態ではありませんでした。

そんなSNSもざわつくイベントのヘッドコピーは……

なんなんすか、これ。コピーとヴィシュアルが全く一致していません。この顔ですよ。どういう心境でこちらを見ているのでしょうか。

イベントの内容はというと……

10:30から17:00までただひたすらにお客様のバストのサイズを測定し続ける、とのことです。

ちょっと意味がわかりません。わかりませんが大抵このような、一見クレイジーに見えるようなイベントの裏には、計算し尽くされた繊細かつ高度なマーケティング設計がなされている事がほとんどでしょう。大胆かつ繊細。

一流の戦略です。

なのでそういう目で、つまり「山田バスト会」は非常に高度なコンテンツであると仮定して、「山田孝之ってやっぱり変人だよね」で終わらせず、もう少しだけ内容を掘り起こしてみると、誤解も少しは解けるはずです。

ところで僕は男ですから、普通の状態というものがわかりません。異性にバストを図られるというのは普通なのか、特別なのか?そのあたりが不明なのですが、仮にそれが通常ありえないことだったとしても、計られたい女子はいるのではないかと予測されます。

なにせ相手は芹沢多摩雄であり、勇者ヨシヒコであり、進藤勘九郎ですから。

山田バスト会のメインターゲットは誰なのか?目的は?

それで、このイベントはどんな方が主な対象者なんでしょうか。よくビジネスについて「ターゲッティングが全て」と言われることもあるくらいターゲッティングは重要な要素のはずです。

無料素材でよく使われている綺麗な方が、こちらをじっと見ています。何を伝えているのでしょうか……どうやらイベント対象者に特別な制限は無いようです。

ただ、ハードルを下げて集客数を増やすためなのか、なんらかの保険なのかはわかりませんが、バスト計測以外のこともしていただけるようです。

なんと言っても山田孝之がカラーチョイスしてくれる

僕が最も注目したのはココ。

これだけでいってみたいと思います。ただでさえ、カラーチョイスは迷うところ(のはず)です。それを芸能人の後押し、しかも自分の姿を見てフィードバック後の「ピッタリだよ」はなかなかたまらない(と思います)。

ただ、ふんわりルームブラ、って書いてありませが、それ限定なのでしょうか。

他の普通のブラも選んでほしい……

それで、この山田バスト会、一体何が目的なのだと気になりませんか。アンチMetoo的な何かでしょうか。あるいは、福田前事務次官に対する自慢……?

公式ページによると、イベント収益についてはこのように書かれています。

ピンクリボン運動。

TERUが出てくれているやつか?と思いましたが、あれはレッドリボンの方。ピンクリボンとは、乳がんの啓発活動のことでした。イベント収益をそちらに寄付されるということで、今後の乳がん早期受診の推進活動に当てられることでしょう。

さて、山田バスト会には独自の特典もあります。芸能人を使って尚、特典とは……正に隙を生じぬ二段構え、飛天御剣流のごとくスキがありません。

まあ、どうなのかな、と言う気もしますが、ご飯の大盛り無料みたいなもので、無いよりはあったほうが嬉しい。このように万全の体制でイベント成功へ向かう山田バスト会ですが、こう読んでいくと、冒頭の問いが浮かんできます。

「でもさ、なんでバスト+山田孝之なの?」

いくら山田孝之という男が変人、謎の生命体であったとしても———例えば、少し前に話題になったドラマ・コンフィデンスマンJPのジョージ松原役でのシーン(出演時間約1分)。「僕は仕事は選ばない主義だから→あんたは絶対に仕事を選んだほうがいい」という掛け合いのように———彼自身がそういう人なわけではないわけです。

というのは例えば、あのドラマの場合、設定を作るのは脚本家さんであって、山田さん自身が「こんなセリフを言いたい」とセッティングしたものではありません、たぶん。(いや、しかねないか……?)

それで、この企画の素性が何となく気になったのでちょっと調べてみたところ、彼の企画は「バスト」ではなく「身売りオークション」だったということがわかりました。たしかにそれなら面白そうですし、普通にありえそうな話だなあ、なんて感じます。

(発表方法は謎。)

貴重で大きな広告宣伝コンテンツである

ミースタ、という中のコンテンツだったわけですが、ミースタって?

『ミースタ』は、まだ世の中に流通していない“スター”のプレミアムな商品や体験を提供するスマホアプリです。初回の“スター”は、弊社CIOの山田孝之!2018年1月31日に開催されるライブオークションの企画内容を山田孝之が生配信で発表します。

youtube説明欄

このライブオークションで「山田孝之1日受付」を落札したのが、株式会社シーオーメディカルの瀬出井という方。

以下、落札後のコメントです。

「今回、全く新しい取り組みであるトップスターの時間をライブオークションで落札出来たこと、大変嬉しく思います。世の中的には驚く金額かもしれませんが、我々にとってとても貴重で大きな広告宣伝コンテンツを得たと思っています。昨今のソーシャル時代では広告メディア枠の買い付け以上に、如何に価値あるコンテンツを仕入れることが出来るかが重要だと感じています。ミースタから新しい価値が生まれるかもしれません。是非今回の1日受付の結果にも注目して頂きたいです。」

一言で言うと、世の中的に驚く金額で、貴重で大きな広告宣伝コンテンツを得た、ということです。世の中的に驚く金額というのは、約2700万円。確かに凡人には目ん玉飛び出る金額です。で、貴重で大きなコンテンツ。

そう。

それが今回の山田バスト会ということ。株式会社シーオーメディカルは「ふんわりルームブラ」の販売元です。

山田さんの売った商品、「山田孝之1日受付」はシーオーメディカルのイベント受付に使われた、ということですね。なるほど。腑に落ちました。

こう、なんか状況だとか理由に納得感があると、なんとなく安心感があるような気がします。この状況だけニュースで切り取られていると「ヘンタイ野郎」のイメージもつきかねないというところで、やっぱり何かの一部分だけを知る時というのは、注意しなければいけませんね。

ところで、もし自分が山田孝之を落札していたら、どんな風に使うでしょうね。一応、1日受付という程ですから、受付業務でないといけません。web制作の1日受付ってどんなものなんですかね(笑)。

引用文献:

POUCH

シーオーメディカル公式サイト

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ikeda
(いけだきょうすけ)1989年生まれ。愛知県のwebデザイナー兼プログラマー兼ライター。基本的に企画からデザイン、プログラミングまで一貫して請け負っているがイラストはへたくそ。誰かの人生がちょっと良くなれば嬉しいです。