ダイエット関連のWebマーケティングの仕組み。グノシーアド編

グノシーでニュースを見る方は知っていると思うのですが、記事たちの中に「広告」という文字のあるコンテンツが記事風な出で立ちで時々紛れています。

ああ、広告か

とスルーする人が99分で、自身もそういう人なのですが、先日、かわいいサムネイルの広告を見つけてしまい、どうしても気になってしまったのでついクリックしてしまいました……

変なことになったら嫌だな

と思いながらクリックしたのですが、とりあえず「あなたは○○に登録されました」のような表示にならなかったので一安心(笑)。

好んで広告をクリックするという人なんてあまりいませんから、改めてこう、画のファーストインパクトって重要なんだな、と思わされた広告でしたね。

ちなみに、クリックした広告バナー。

かわいい。

プルプルしてます。

グノシーの広告形態として、掲載は1クリック毎に発生するクリック保証型の広告のようです。ですから、ユーザーのクリックから一定数をセールスに繋げないと広告赤字となることは容易に想像できます。

ですから一般的にクリックした後に出てくるページというのは、そういうページ(=ランディングページ・セールスレター)です。

ですが、違いました。

こんなのです。

これは広告でしょうか?

アメブロっぽい。

キラキラした装飾やthe・売り文句みたいなものはなくて、まるで個人のブログ記事のような、写真画像と色つきテキストでデザインがされたページでした。しかし、下のリンク先はLPに繋がっていますし、このページに来てもらうのにお金を払っているわけですから、やはりこれも広告です。間のクッションのような立ち位置の。通販番組でよく見るインタビュー効果に近いかもしれません。

この商品、金剛なんとやらはホンモノなのか?

サギ商品であっても優良商品であっても、どちらでもイイし、僕自身興味はありません。体重はいつもかわらないタイプの人間ですから。ですが、それとなく「イイモノ」であると紹介しているこの記事広告コンテンツの詳細を調べてみると、いくつかポイントになっているところがあったので、いくつか(6つくらい)ご紹介したいと思います。

セールスのロジックを知っているというのはとても大事です。

車を買うときに「200万円値引きします!」と言われたら、変に疑っちゃいますよね。大丈夫かな、なにか騙されてるんじゃないかな、と。ですが、その値引きの理由が閉店セールだから、どうしてもこの在庫を処分したいから、今販売数を1増やす必要があるから、など納得できそうな裏側のロジックを知ることができれば

なるほどね、だから安いんだ

と気持ちよく買えるはずです。

ダイエット記事広告の手法

①芸能人の起用

夜の顔、マツコ・デラックスさんがトップのイメージ使われていて、なにやらデブに関する発言をしています(※トップのイメージはGIFアニメになっているので動きます)。とはいえ、彼(彼女?)は商品のことは何も言っていなくて、下のタイトルの通り、

巨漢のマツコさんにも、やらせたい!

という理由だけで登場させられています。直接関係がなくても、こういう風に出されたら、マツコさんとも関係あるのかな?と無意識に思ってしまいますよね。これは、まあマツコとは関係ないだろ、と頭で思っていても、脳みそはそう判断しません。マツコとこの記事はなにかしら関係ある、人間の脳がそう勝手に判断する特性を利用したやり口です。あとは、下の

キモブタじゃん

というワードも結構インパクトあります。「ホームページダサくね?ww」とか言われたらちょっとショックですから、やっぱり。

②間接メリットアピール

筋肉とはなんなのか、得られるメリットをしっかりアピールしていました。HMBうんぬんというより、筋肉に対するイメージを強化する内容です。「なんかこれ、良いことらしいよ」と、つぶやくように。

女性の顔というのは、それだけで無条件に男性をクリックさせる力を持っています。

③権威っぽい先生のコメント

存じ上げない方ですが顔つき、服装、バックボードから権威ある先生らしいことが想像できます。そして、その先生がコメントしているということでHMBに本物感が出ています。

こちらは先の女性画像と対照的に、ロジカルな正当性を主張する内容になっています。

④信じがたい成果

いきなり胡散臭い感がすごいですが、同じく脳内イメージさせることには一役買っています。

Boys, be ambitious like Mr.Tanaka.

⑤価格比較

詳しいことはよくわかりませんが、ラーメンを我慢すれば筋肉がつくらしいです。

そんなバカな。

⑥GACKT

GACKTさんがゴリ押しているなら間違いない!!!という主張です。

クッションコンテンツの役割

まあ、このような感じです。①芸能人の起用②間接メリットアピール③権威っぽい先生のコメント④信じがたい成果⑤価格比較⑥GACKT。要点をひとつずつピックアップしていくとしっかり広告広告していることがよくわかります。ちなみに、全体の内容をさらーっと要約してしまうと、

「すごい方法見つけました!今ままでデブで人生終わってましたがこの方法をやっって見たらもう、腹筋バキバキ!今までブタ呼ばわりされていた会社の女の子ともいい関係に!有名人も使っているこのサプリ、まじおすすめです!」

と言う内容です。

それで、公式サイトへの案内リンクが5箇所くらいに貼られています。まあ、公式サイトといいますか……

単にセールスのページなのですが。

ニュースアプリ広告
↓↓↓
記事広告
↓↓↓
ランディングページ

という流れであることが伺えます。

仮にこのクッションページがなかった場合、つまりグノシーの広告をクリックしていきなりロナウジーニョが出てくるパターンと比べて、どの程度印象に違いが出るでしょうか。おそらく多くの人が、クッションページがあったほうがこの金剛筋HMBというものがどんなものか、理解しやすかったのではないでしょうか。

この広告出稿者も当然テストはしているでしょうから、やはりこちら方法が成約率が良いだろうということもわかります。直でセールスページに飛ばすよりストーリー仕立てのクッションページを入れた方が成約率が高くなる。

これも一つのwebマーケティングです。

さりげなく広告したい方は試してはいかがでしょう?

引用文献:

Pass On

ikeda
(いけだきょうすけ)1989年生まれ。愛知県のwebデザイナー兼プログラマー兼ライター。基本的に企画からデザイン、プログラミングまで一貫して請け負っているがイラストはへたくそ。誰かの人生がちょっと良くなれば嬉しいです。